ガイド
iOS 27でスクリーンタイムを自分用に設定する、ブロックせずに
自作のカテゴリと、カテゴリの合計より厳しい1日の上限。iOS 27の許容時間が実際にどう動くのか、すぐ使える3つの設定例、そして自分でかけた制限がなぜ持たないのかまで整理します。
2026年9月15日 公開 読了 11 分
執筆:Nicolas Carrion pourquoi.app 開発者
Appleはどこをタップするかを説明します。中に何を入れるかは誰も言いません。
iOS 27はスクリーンタイムに2つの仕組みを加えました。できることが変わるのに、どちらも見過ごされています。お子様用アカウント専用ではありません。許容時間とスクリーンタイムのスケジュールは、設定 → スクリーンタイムで自分にも設定できます。
はじめる前にひとつ注意があります。これらの画面はすべてのiPhoneに出るわけではありません。Appleは、iPhoneだけでなくアカウントにあるすべてのAppleデバイスがバージョン27である必要があると説明しています。設定 → スクリーンタイムに「許容時間」が見当たらなければ、その端末ではこれらの新機能が有効になっていません。iOS 27であってもです。正確な条件までは突き止められませんでした。
このガイドはタップの道順を書き写しません。仕組みを説明し、それを使う3つの設定例を示し、最後に正直な話で終わります。
まとめ:iOS 27の許容時間で効くのは2つの仕組みです。自作のカテゴリ。これでようやく、眺めるものと返信するものを分けられます。そしてカテゴリの合計より厳しい1日の上限。禁止する代わりに選ばせます。あとはそこから導かれます。そして制限を解除する瞬間に何をするかを知らなければ、どれも持ちこたえません。
許容時間、誰も説明しない2つの仕組み
スクロールは「ソーシャルメディア」ではない
iOS 27はアプリのカテゴリで考えます。Appleはエンターテインメント、ゲーム、ソーシャルメディアを挙げています。
最後のひとつは、まったく別の2つを混ぜています。
終わりのないスクロールのアプリがあります。自分では決して止まりません。そしてメッセージがあります。返事を待っている相手とのやり取りです。「ソーシャルメディア」に30分の上限をかけるのは、友人への返信に、スクロールがたった今飲み込んだ時間を払わせることです。
iOS 27では自分のカテゴリを作り、アプリを移せます。これが本当のてこで、誰も語らない部分です。
具体的には、スクロールというカテゴリとやり取りというカテゴリ。スクロールには、決めずに開いてしまうアプリ。やり取りには、返信するアプリを入れます。
- 設定を開き、スクリーンタイムをタップして、次に許容時間をタップします。
- カテゴリを管理をタップして、既存のカテゴリを見て、追加します。
- カテゴリを追加して「スクロール」と名付けます。終わりのない画面のアプリ用です。
- 2つ目のカテゴリを「やり取り」という名前で追加します。返信するアプリ用です。
- アプリが何を名乗っているかではなく、自分の使い方で多いほうに従って、2つに振り分けます。
正直な限界があります。iOSはアプリを分類しますが、機能までは分けません。あるSNSのスクロールとメッセージは同じアプリにあり、つまり同じカテゴリに入ります。判断は、多いほうの使い方に基づきます。
10回のうち9回スクロールのために開くアプリなら、スクロールに入れます。そこでメッセージに返信すると、同じ上限を削ります。完璧ではありません。すべてを混ぜて何も意味しなくなったカテゴリよりは、はっきりしています。
最初に設定すること:設定 → スクリーンタイム → 常に許可。設定を投げ出す原因は、たったひとつの大事なものが悪いときに切られることです。電話、大切な人からのメッセージ、マップを入れておきましょう。制限をひとつでもかける前に。
選ばせる1日の上限
2つ目の仕組みは、Appleの文書の一文に収まります。アプリはカテゴリの上限か1日の合計か、先に来たほうまで使えます。
つまり上限は2つあります。多くの人はこれを整合的に設定します。たとえばカテゴリ3つを45分ずつ、合計を2時間15分。すべて収まり、何も競合せず、合計は何の役にも立ちません。
面白い設定は、あえて整合しなくすることです。カテゴリはそれぞれ45分のままにして、1日の合計、「すべて」の行を1時間に下げます。
カテゴリは同じ時間を取り合うようになります。何も禁止されていませんが、全部は持てません。選択は開く瞬間に戻ってきます。それが唯一、選択が意味を持つ瞬間です。
これがブロックアプリとの違いです。ブロックは「だめ」と言います。配分は「それを取るなら、残りはない」と言います。
スクリーンタイムの3つの設定例
2つの仕組みを使います。理由はもう述べたので、どれも短くします。
朝
7時から8時の時間帯。スクロールのカテゴリを使えなくします。メッセージ、ミュージック、マップは開いたままです。
朝の反射は夜の反射とは違います。夜は何かを延長します。朝は始めるので、最初に開いたものがそのあとの数時間の調子を決めます。
仕事の時間
スクロールを9時から12時、14時から18時まで閉じます。
これは誰もが書く設定です。ここで違うのは、スクロールにかかっていてメッセージにはかかっていないこと。連絡は取れたままです。まさにそれが最初の1週間を乗り切らせます。全部止める設定は、最初の急ぎの連絡で崩れます。
決めておく枠
1日の終わりに30分、すべて開放、制限なし。それ以外の時間はスクロールを閉じます。
これは普段の反射の逆です。スクロールを禁じる代わりに、居場所を与えます。
理由は2つ。許す規則のほうが、奪う規則より長く続きます。かいくぐりたくなる欠乏を作らないからです。そして枠を決めておくと、スクロールが選んだ行為になります。それこそが目的です。問題はスクロールすることではなく、決めずにそうしてしまうことでした。
3つを一目で
| いつ | 使えない | 使えるまま | |
|---|---|---|---|
| 朝 | 7時-8時 | スクロール | メッセージ、ミュージック、マップ |
| 仕事の時間 | 9時-12時、14時-18時 | スクロール | やり取り、仕事の道具 |
| 決めておく枠 | 1日の終わりの30分 | スクロール、それ以外のすべての時間 | 枠のあいだはすべて |
隣り合う話題には、すでに別の記事があります。夜と眠る前の最後のスクロールはそちらで扱っています。そしてどの数字を置けばいいかまだ分からないなら、何かを制限する前に、まず1週間測ってみるところから始めてください。

自分でかけた制限が持たない理由
はっきり言っておきます。そうでないと、ここまでの話が役に立ちません。
スクリーンタイムパスコードは自分で選ぶので、自分が知っています。制限をかけるのに1分。外すのに2秒です。
設計の欠陥ではありません。お子様用アカウントではパスコードは保護者の側にあり、その非対称性が仕組みを支えています。自分には非対称性がありません。これからも生まれません。
では何の価値があるのか。壁ではなく、速度を落とす段差です。そして段差は小さくありません。衝動とアプリのあいだに1秒を置きます。多くの場合、必要なのはそれだけです。
もっと思い切った方法もあります。パスコードを誰かに預けることです。効きますし、非対称性を作り直せます。代償は本物で、自分が決める側ではなくなります。必要になった晩に気づくのではなく、始める前に知っておくべきことです。
迂回は情報です
もうひとつの選択は、段差を残したまま、それを越えるときに何が起きるかを見ることです。
同じ時刻に3晩続けて制限を解除するなら、それは意志の弱さではありません。その特定の瞬間についての情報です。どの瞬間か書き留めてください。たいてい同じです。夕食のあと、ソファの上、何も予定がない時間です。
制限は「どのくらいの時間か」に答えます。「なぜいま開いたのか」には決して答えません。どちらの問いも役に立ち、互いに置き換えられません。それはペアレンタルコントロールの新機能の記事で詳しく書きました。そしてpourquoi.appが別の側から取り組んでいるのが、この問題です。
よくある質問
許容時間は自分のiPhoneにもありますか?
はい。設定、スクリーンタイム、許容時間で設定でき、お子様用アカウントもファミリー共有も要りません。新しいサイトを開く前の承認のような、許可のリクエストだけがお子様用アカウントを必要とします。
アプリのスクロール部分とメッセージ部分は分けられますか?
いいえ。iOSはアプリを分類しますが、アプリの中の機能までは分けません。同じSNSのスクロールとメッセージは同じカテゴリに入るので、判断は自分の使い方で多いほうに基づきます。
1日の合計がカテゴリの合計より短いとどうなりますか?
カテゴリがその合計を分け合います。アプリはカテゴリの上限か1日の合計か、先に来たほうまで使えます。カテゴリは残りの時間を取り合うことになります。
スクリーンタイムパスコードがないと意味がありませんか?
必ずしもそうではありません。パスコードがなくても、制限はひとつの時間の終わりを示す合図として働きます。自分で決めたパスコードなら、入力できてしまうので、やはり速度を落とす段差にとどまります。
試してみませんか?
pourquoi.app は、反射の前に静かな問いを置きます。起動時の問いかけは無料で、ブロックもしません。一秒立ち止まるだけで、その日が変わることがあります。